11/01/17 16:55:13 Mi2w6hVM0
医師と患者との間の役割分担、責任分担について、
美容整形などと同様、レーシックについては患者側の自己責任が重いと考えるべきだろうな。
一般の医療で、例えば癌だと分かった場合、手術か、放射線治療か、抗ガン剤治療か、その他の治療法か、
これらの併用か、放置する方がよいのか。こういった点については勿論、医師に説明責任があるだろう。
ただ、レーシックの場合、最初からレーシックを受けたいと患者側が望んで、クリニックに赴く。
コンタクト、メガネなど他の選択肢もある中、自らレーシックという選択をしたものが、あるいは検討するものが、
レーシックを行うクリニックに自ら赴き、検査をうけ、相談をする。
このネット社会、患者は十二分に必要な情報を集めることが出来る。
勿論、なんの情報も集めないのは本人の自由だが、
それでは医師側が折角説明をしても、理解度は大きく落ちるだろう。
全く受け身で医師がレーシックについての連続講義全10回を開いてくれるわけでもない。
レーシックについては患者側の責任は一般の医療の場合よりも遙かに大きいだろう。
(簡単にいってしまえば、自己責任、自業自得)
ところが難民患者の感覚はこれとは違う。
一般の医療であれば必要不可欠な治療だから、仮に上手くいかなくても仕方がないということになる。
放っておけばもっと酷いことになったと感じるからだ。
ところがレーシックの場合、手術を受ける必要はないし、手術を受けなくてもどうにかやっていける
(多くの人は容易にやっていける)。
本来一般の医療以上に患者側の自己責任が問われるにもかかわらず、
レーシック難民の場合、一般の医療以上に後悔の念と不満が生じやすいわけだ。
それが怨念となって、難民化の原動力となる。