11/06/21 02:03:14.00 MHfiNSZB0
>>586
>>566のリンク先に
【「湿潤治療をしている医師」と「熱傷治療をしている医師」を
分ける意味はないと思います。外傷も熱傷も同じ治療法だからです。】
という項目がある。
そこに興味深い記事を見つけたので紹介。
(以下転載)
日本形成外科学会の重鎮は「熱傷と外傷は別物」と考えている。
現に,四国で講演した際,座長をしていた徳島大学形成外科教授から
「外傷の湿潤治療はいいが,熱傷に湿潤治療を行うのは間違っている。
こういうことを言い続けるなら,形成外科専門医として認めるわけにいかない」
と公衆の面前で恫喝されたことがある。
つまり,日本形成外科学会は「熱傷と外傷は別物」と考えている。
このような状況下では,形成外科専門医が「熱傷を湿潤治療している」と
名乗りにくいかもしれない。
現在,熱傷治療を行っている形成外科医・皮膚科医は「熱傷は特殊な病態をもつ
特殊な疾患。他の外傷とは全く別物」という教育を受けています。
熱傷学会があり,熱傷専門医が認定されているのが何よりの証拠です。
専門知識を持っている医者が熱傷治療を行うべき,と考えているわけです。
このような教育を受けた世代がいる限り,「外傷と熱傷は別物」という意識は
消えないと思います。
(中略)
これと同じように,医学現場で世代交代が起これば自然に「外傷も熱傷も同じで
区別するほうがおかしい」というのが常識になるでしょう。
現在は過渡期なのです。
(ここまで転載)