10/02/01 12:22:28 jwqbQv+o0
3.消毒薬は使わない。
湿潤療法を知らない、勉強不足の古い常識に囚われた医療関係者は、
必ず「やけどには殺菌」と、<やけど治療薬>と言われる消毒薬入りの
軟膏を使います。
しかし、消毒薬は人間の細胞も破壊してしまうという害が大きいのに対し
傷口を完全に殺菌するのは事実上不可能です。
消毒によるはげしい痛みは、患者に多大な苦痛を与えるのに対し
<痛いだけでまったく意味がない>のが<消毒薬>です。
湿潤療法は、無痛でありながら治りが早いです。
消毒薬で長引く治療に比べて、楽で治療も安価、痕にもなりにくいです。
4.毎日やけどの創(傷)面を洗って清潔を保つ。
通常は、お風呂の時(皮がめくれているようなやけどでもお風呂に入って大丈夫!)
が楽でいいでしょう。
滲出液は、傷を早く治す反面、健康な皮膚にとってはかぶれやかゆみの
原因となることがあります。
これを防ぐ為、滲出液が多い時は一日数回程度に洗う回数を増やすとよいです。
流水(ぬるま湯)で、表面を流すような感じでOK。
この時、めくれた皮等の<死んだ組織>は、感染の原因となりやすいので
なるべく除去しましょう。
眉毛のお手入れに使うような、先の細いハサミを使うと便利です。
医療用ならば糸切用剪刀の反刃
URLリンク(www.misuzu-hasami.co.jp)
これに似たような感じの眉毛カット・鼻毛カット用の鋏の反刃
URLリンク(www.kt-kitasho.co.jp)
洗った後は、またワセリン+創傷被覆材で覆って傷を保護しておきましょう。