10/04/17 23:16:19 l4YzEMdR0
>>86
再来月にプレート除去ということは、手術後4ヶ月程度でしょうか?
こういう話題は、口腔外科の先生の担当なのですが、情報としてお話
できることを全部提供します。
上顎の手術では、手術の都合上、上顎洞粘膜や鼻腔粘膜を一旦
剥離するので、一過性の炎症が起こります。
これを抑えるために、1日から1週間程度、鼻にチューブ(止血、粘
膜肥厚防止、舌根沈下防止)をいれたり
することもありますが、炎症自体はとくに問題なければ一週間から
10日ぐらいで収まるはずです。しかし、上顎を上や後ろに動かした
場合は、空気が通る部分の骨の形が変わってしまうので、炎症が治ま
ったとしても、鼻閉感が生じてしまいます。なので鼻の穴が通るよう
に鼻の入り口の骨を削ったり、下鼻甲介という部分を一部切除したり
(切除しても問題ないですし、昔の誤った骨格にあわせた形のものを
修正するわけですから、口の中ではないのですが、この手術に不可欠
の当然の処置です)しますが、すべての口腔外科医がこれを行ってい
るわけではないようです。ですが、口腔外科医にはできない術式では
ないので、情報を集め、勉強をして経験をつめば難しくないといわれ
ています。
あと、もしも粘膜の問題であれば、セレスタミンなどの抗炎症薬を飲
むと改善するらしいです。
どれくらい骨を動かすと、症状が出るかはバリエーションがあるので
すが、経験の浅い口腔外科医だと、症例数は少ないうちは、そういう
訴えに応じて対応せざるをえないのでしょう。また、思ったよりも..
ということも経験者でもあるはずです。
ただ、医師というのは、患者様の訴えを改善するために、いろいろな
情報をあさり、都度、問題の解決策を身につけていかざるをえないの
が現実です。所詮人間なので、これも手術を受ける避けることができ
ないリスクです。