10/12/08 19:33:15 Y6BeRyMH0
薬剤師です。私も食後の過血糖(空腹時90、75gOGTT 2h 250)があります。
薬、食品の組合せ等、過血糖を防ぐためにいろいろ試行錯誤しましたが、
少し前から炭水化物の塊を食べるのをあきらめました。
今は、穀物は一切食べていません。
糖質は牛乳、野菜ジュース、調味料などから1日80gほど摂取しています。
アルコールの二日酔いが糖質制限すると軽減されることについて書きます。
アルコールを代謝するCYP2E1という酵素があるのですが、
低炭水化物状態になるとCYP2E1が誘導(たくさん生産)されます。
CYP2E1がたくさんあるわけですから、アルコールの代謝が高まります。
これがその理由と考えられます。
アルコールの常飲によってもCYP2E1は誘導されるのですが、
低炭水化物状態になると更に誘導されるようです。
私自身の体ではアルコールにより2倍ぐらい、
低炭水化物状態で1.5倍ぐらいアルコール代謝酵素が誘導されているように思います。
合計すると3倍ぐらいでしょうか。
このままではガソリン代もこれまでの1.5倍になりそうです。
これは、糖質制限食の1つの欠点かもしれません。人によっては、利点かも。
私にとっての糖質制限食の大きな利点は、冷え性が治ったことです。
仕事をしていると、冬は足先が氷のように冷たくなるのですが、今はそれがなくなりました。
反対に、冷え性で悩んでいる人の中には、
私のように食後過血糖のある人がひょっとすると多いのかもしれません。
日本人は、食後過血糖の検査(75gOGTTでなくともよい)を定期的にすべきと思います。
特に家系に糖尿病患者のいる人はすべきと思います。