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三井物産がアフリカ南東部モザンビーク沖合の深海で、大規模ガス田を発見したことが
28日、明らかになった。
確認埋蔵量はロシアのガス田開発事業「サハリン2」(17兆立方フィート)の約2倍の
最大30兆立方フィート超にのぼる。
単一鉱区では、世界最大級の豪ゴーゴン・プロジェクト(約35兆立方フィート)に
匹敵するとされる。
2013年まで探査を進め、事業化に踏み切る見通し。
18年をめどに陸上に液化天然ガス(LNG)基地を建設し年間1000万トンを製造。
うち半分以上を日本向けに輸出する。
福島第1原発事故後にLNG火力への依存度を強める日本にとって、安定調達につながる
大プロジェクトが始動する。
三井物産は2008年2月、米石油大手アナダルコからモザンビーク北部沖合
「ロブマオフショアエリア1鉱区」の探鉱鉱区権益の20%を取得し、日本企業として
初めてモザンビークの天然ガス探鉱権を得た。
鉱区面積は約1万700平方キロメートルで、同国国営石油会社ENH、
インド国営石油会社なども参画している。
年間の探鉱費は総額約10億ドル(770億円)。
三井物産の投資額のうち、75%は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の
探鉱支援制度を活用している。
モザンビークのガス田開発をめぐっては、伊ENI・韓国ガス公社連合も鉱区を取得し、
今年10月にはガス田を発見するなど、新たな産ガス国として注目されている。
日本のLNG輸入量は年間約7000万トン。
マレーシア、豪州に次ぐインドネシアからの輸入が先細りする中で、
火力による追加輸入量は「今年は最大1500万トン規模に膨らむ見通し」
(JOGMEG)で、調達先の多様化が課題だ。
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