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トヨタ自動車の小型 FR(後輪駆動)スポーツ車 「86 (ハチロク)」 のプロトタイプが 27 日、
「東京モーターショー 2011」 に先駆けて披露された。
水平対向エンジン搭載の FR という世界オンリーワンのパッケージは、
走る楽しさを追求した同社の自信作。来春、発売する。
エコカー全盛の時代にスポーツ車を復活させたトヨタ。
「走る楽しさ」が車ファンをどれだけ呼び込めるかを占う試金石となる。
「道を選ばない素直な車に仕上がった」。
披露会で自ら 86 を運転した豊田章男社長は車のでき栄えに自信をみせた。
全長は4240ミリメートル。コンパクトなFR用プラットフォーム(車台)を専用設計し、
量産4人乗りスポーツ車で世界最小を実現した。
富士重工業との共同開発で、富士重の排気量2000cc水平対向エンジンにトヨタの直噴技術を採り入れた。
企画とデザインはトヨタ、開発は富士重の主導で行った。
豊田社長肝いりのプロジェクトとして、デザインの決定では役員が集まって検討する
社内評価制度を適用せず、社内のスポーツ車オーナー100人から意見を広く集めた。
両社は今後も共同開発を進める方針。
「車両開発だけではなく、互いの要素技術で使えるものは導入したい」(トヨタ幹部)としている。
日刊工業新聞 2011/11/28
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<画像・自信作の「86」を前にニコニコ笑顔の豊田社長>
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