【貿易】半導体 韓国企業にノウハウ提供し寝首かかれたと大前研一氏 (週刊ポスト)[11/11/24]at BIZPLUS
【貿易】半導体 韓国企業にノウハウ提供し寝首かかれたと大前研一氏 (週刊ポスト)[11/11/24] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
11/11/25 08:26:38.56
そもそもTPP(環太平洋経済連携協定)とは何なのか。
推進派も反対派も議論ばかりは百出するが、その本質は何なのか。
ポイントとなるアメリカの交渉力について、大前研一氏が解説する。
* * *
アメリカは、貿易交渉ではいつも
「貿易慣行がフェアならば、アメリカの企業や商品は勝つ」と思い込んでいる。
しかし、それは大きな勘違いだ。

たとえば、これまで日本はアメリカとの農業分野の貿易交渉で、牛肉、チェリー、
ピーナツなどの市場をこじ開けられた。
ところが、牛肉はオーストラリア産、チェリーは安いにもかかわらず山形のサクランボに
太刀打ちできなかった。
ピーナツに至っては市場開放した結果、中国産が大量に入ってきたが、アメリカ産は
全く入ってこなかった。

半導体も同様だった。日米貿易摩擦で日本は半導体の2割を輸入する羽目になった。
ところが、アメリカが作っている半導体は軍事用で、日本が必要とする民生用は
作っていなかった。
インテルやテキサス・インスツルメンツなどはすでに日本で生産していたので、
輸入扱いにならない。

そこで日本企業は窮余の一策として、韓国企業にノウハウを伝授し、
韓国から輸入することにした。
アメリカとの約束は「輸入を2割にする」というだけで、「アメリカから」とは
なっていなかったからだ。
その結果、日本企業は韓国企業に寝首をかかれ、半導体で惨敗する羽目になって
しまった。

アメリカは交渉の時は抜群の力を発揮するが、要求が通ると興味を失い、その後に
成果がなくても、フォローもしなければ怒ったためしもないのである。
だから私は当時のUSTR(アメリカ通商代表部)のカーラ・ヒルズ代表に
「あなたたちはタフな交渉をするが、成果は全く上がっていないじゃないか」
と文句をいったことがある。

すると彼女は
「缶を開けるのは私の職務だが、フォローするのは私ではなく商務省の仕事だ」
と答えた。実に不思議な国である。
※週刊ポスト2011年12月2日号

ソースは
URLリンク(www.news-postseven.com)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch