【経済連携】TPP反対派の急先鋒・中野剛志「メディアが報じないアメリカの本音。やはり日本は狙われている」[11/10]at BIZPLUS
【経済連携】TPP反対派の急先鋒・中野剛志「メディアが報じないアメリカの本音。やはり日本は狙われている」[11/10] - 暇つぶし2ch1: ◆YKPE/zzQbM @ゆきぺφ ★
11/11/11 22:18:09.75
 TPPについては、むちゃくちゃな話がメディアでそのまま流れています。先日(10月27日)、
私が生出演したフジテレビの『とくダネ!』なんてヒドいもんでしたよ。

 進行役のアナウンサーが、スタジオのモニターで内閣府が試算したTPP参加の経済効果を
示したんですが、そこに映し出されたのは「GDP2.7兆円増加」という数字だけ。それを見た
コメンテーターが「日本の年間GDPは約530兆円ですから、0.54%くらいの効果です」と解説
しちゃったんです。

 オマエら、ちょっと待て、と。2.7兆円という数字は10年間の累積だろ! 単年度で見ればTPP
の経済効果なんてたったの2700億円。私は生放送で、なんで正確な数字を出さないんだ!と
ブチ切れましたよ。

 ところが、その前に放送された『新報道2001』でもフジテレビは同じ“誤報”を飛ばしました。
しかも、こちらは番組スタッフが収録前の段階で10年間の累積である事実を把握していたから、
私には故意に隠したとしか思えないんです。視聴者を“TPP賛成”へと誘導したい大手マスコミの
狙いが透けて見えますよ。

 政府は政府で、TPPに参加することで「国を開く」などとトンチンカンなことを言う。日本の平均
関税率は諸外国と比べても低いほうであり、その意味で国はすでに開かれているんです。なぜ、
こんな自虐的な発言をしたのか意味不明。本当にこんな状態でTPPを進めてよいのでしょうか?

■「輸出2倍戦略」のためにアメリカはTPPを使う

 今、世界はどうなっているのかというと、08年のリーマン・ショック以降、その構造は激変しました。
かつての世界恐慌がそうでしたが、今のような世界的な大不況下では、各国とも生き残りのために
手段を選ばず必死になります。各国は、日本にオイシイ話やキレイ事を並べながら、えげつない計略
を次々と仕掛けてくる。特に住宅バブルの崩壊で国内経済がズタボロのオバマ政権は、経済回復と
支持率稼ぎのためになりふり構わなくなっています。

 そのアメリカが今、最大のターゲットにしているのが日本です。アメリカは「2014年までに輸出を
2倍にする」ことを国是に掲げています。そのために利用しようとしているのがTPPです。アメリカは
まず日本をTPPに誘い込み、思惑どおりに関税や非関税障壁を撤廃させる。もちろん関税撤廃には
応じますが、同時にドル安(円高)に誘導して日本企業の輸出競争力を奪います。その上で、金融や
農業などで日本の市場の収奪にかかる。これがアメリカの狙いです。

>>2に続く
URLリンク(news.livedoor.com)
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