11/11/10 08:50:40.71
ソースは
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
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オリンパスがバブル期の財テクの失敗による巨額の損失を隠していた問題で、
同社が保有していた有価証券の含み損が最大1000億円超に上っていたことが9日、
関係者の話で明らかになった。
2000年当時の損失額は500億円程度だったが、処理を先送りして証券投資を続けた結果、
含み損が倍増したという。
また、損失隠しのため、含み損を抱えた有価証券を社外の投資ファンドなどに移す
「飛ばし」の手法が使われていたことも判明した。
オリンパスは1990年代に保有していた投機性の高い金融商品の取引により、
2000年3月期で「簿外に500億円もの含み損を抱え込んだ」(関係筋)という。
同社はこの時点で損失の発生を公表しなかったばかりか、その後の相場悪化で損失は膨らみ続け、
最終的には含み損が1000億円超まで拡大した。
日本では2001年3月期に金融商品の一部について簿価による評価ではなく、
市場価値を反映させ含み損も決算に計上する「時価会計制度」が導入された。
当時のオリンパス経営陣は制度変更によって「財テク失敗による含み損が表面化するのを恐れて
損失隠しに走った」(同)といい、国内の証券会社OBとともに企業買収を隠れみのにした
複雑な「飛ばし」のスキーム(枠組み)を編み出した。
オリンパスはこのスキームに沿って、英ケイマン諸島など海外の複数の投資ファンドに
含み損を抱えた有価証券などを移し替えた。
そのうえで、英医療機器メーカーの買収に伴う助言会社への報酬と、国内ベンチャー3社の
買収費用の計約1400億円のうち大半をこうしたファンドに支出し、1000億円超に上る
損失の穴埋めに使っていたとみられる。
現時点では、これらの損失はほぼ解消されたという。
オリンパスの一連の不正行為を調査している第三者委員会(委員長・甲斐中辰夫弁護士)も
こうした損失規模などを把握しているといい、今後の調査の中で「飛ばし」のスキームの
全容解明を進める方針だ。
-以上です-
オリンパス URLリンク(www.olympus.co.jp)
株価 URLリンク(www.nikkei.com)
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