11/11/12 10:32:46.65 2OfvyMAi
>>319
【高額な医療が必ずしも最高の医療ではない】
「高額な医療が必ずしも最高の医療ではない」。これ
は「OECD図表でみる保健医療2009」の表題となっ
ている言葉ですが、この言葉のとおり、医療費と医療
の質との相関関係ははっきりとしていません。
一例を挙げます。1997年に政権の座についたイギリ
ス労働党の党首トニー・ブレアは、2000年ごろから
大胆な医療費の増額に踏み切り、2007年の退任まで
の間に、NHS(イギリスの国営医療システム)の予
算を2倍以上増加させたと言われています。
しかしながらその結果は惨憺たるもので、上述の
OECDのデータによれば、大腸がんの5年相対生存
率、「1997~2002年」から「2002~2007年」の上昇
率の比較では、OECD平均の約1.06%を下回る、約
1.057%。数値それ自体もOECD平均である57.4%
を大きく下回る、51.6%となってしまっています。
【OECD図表でみる保健医療2009 高額な医療が必ずしも最高の医療ではない】
URLリンク(www.oecdtokyo.org)