11/11/04 10:50:48.27
韓国輸出入銀行は、来月半ばにもウリダシ債(非居住者による日本の投資家向け外貨建て債券)を
発行する計画だ。
日本の個人投資家を対象にしたもので、発行規模は400億円以上を見込む。
3‐6年物で、通貨建ては豪ドル、ニュージーランドドル、ブラジルレアル、トルコリラを予定している。
これまで韓国の企業や銀行は
サムライ債(円建て債券)、
キムチ債(韓国企業が韓国国内で募集する外貨建て債券)などで、
日本の機関投資家から資金を調達してきた。
これに対し、ウリダシ債は主幹事を通じ、個人投資家向けに販売されるのが特徴だ。
ウリダシ債は、発行体としては、資金調達費用が少なくて済むメリットがある。
個人投資家は機関投資家に比べ購入単位が小さく、期待利回りも低いため、
相対的に低金利での起債が可能だ。
輸出入銀は今年1月、韓国の金融機関としては初めてウリダシ債を発行した。
発行条件は4年物で、金利は年1.05%だった。日本の4年物国債の利回りが0.28%だということを
考えると、日本の投資家にとっては魅力的な投資商品となる。
これまでウリダシ債を発行できたのは、信用格付けが最高クラスの銀行や世界銀行などに
限られていた。
韓国の発行体によるウリダシ債発行が可能となったのは、日本の投資家の韓国経済に対する見方が
変わりつつあることを示している。
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