11/10/27 15:16:42.71
日本銀行は27日に開いた金融政策決定会合で追加の金融緩和を決めた。
市場に出回るお金の量を増やすために金融資産を買い入れる「基金」を、
総額50兆円から5兆円増やす。円高を食いとめ、日本の景気を下支えする
ねらいだ。
日銀は当初、追加緩和を見送るつもりだったが、最近の急激な円高を受けて
急きょ踏み切った。
日本経済を引っ張る輸出関連企業の業績が悪くなれば、消費や雇用などに
悪影響を与えるためだ。
緩和によって出回るお金の量を増やせば、金利が下がって円が売られやすく
なるため、円高がやわらぐことを期待している。
日銀は昨年10月5日の会合で、従来の新型オペと合わせ、計約35兆円の
基金を新たにつくった。基金の増額は今回で3回目となる。
政策金利(金融機関がお互いに無担保で翌日返済する取引の金利)の
誘導目標は年0?0.1%で据え置き、事実上のゼロ金利政策も続ける。
金融市場では、欧州の政府債務(借金)問題や米国の景気減速懸念から、
ユーロやドルを売り、比較的安全とみられる円を買う動きが進んでいる。
ドルに対する円相場は今月下旬だけで3回も戦後最高値をぬりかえた。
ソースは
URLリンク(www.asahi.com)
■日本銀行 URLリンク(www.boj.or.jp)
2011年10月27日 金融緩和の強化について(13時31分公表) [PDF 130KB]
URLリンク(www.boj.or.jp)