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大手ネット証券5社の2011年9月中間決算が26日、出そろった。
市況の低迷もあり、個人投資家の株式売買も低調となり委託手数料収入が
落ちこんだ。
今期から連結決算となり、前年同期と比較できない楽天証券以外の4社が
減益となった。
各社は収益源となっている投資信託や外国為替証拠金取引(FX)を中心に
サービスを拡充。顧客獲得をめぐる厳しい経営環境が続きそうだ。
今期は東日本大震災や米国経済の回復遅れに加え、欧州債務危機も影響。
東京、大阪、名古屋3市場の1日平均個人株式売買代金は4471億円で
前年同期比で5.3%減、
10年10~11年3月期比で23.2%減と各社ともに厳しい経営を
迫られた。
震災直後の4~6月期に大きく減った委託手数料収入は各社とも
7~9月期で一定の回復はしたものの4~9月期では各社とも前年同期比で
1割程度減少となった。
マネックスグループが米国企業を買収したことやシステム関連コストを
大幅削減し増収となったが、他の各社は人件費などのコストを
削減したものの減収となった。
カブドットコム証券は06年にスタートした私設取引所(PTS)の
終了に伴う特別損失2億6100万円を計上した。
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≪大手ネット証券5社の中間期連結決算≫
会社名 純営業収益 最終利益
SBI 186(▲8) 31(▲34)
マネックス 131( 16) 9(▲39)
楽天 97( - ) 18( - )
松井 84(▲20) 22(▲32)
カブドットコム 56(▲11) 8(▲43)
単位:億円。カッコ内は前年同期比増減率。▲は減。カブドットコムは非連結。
-は楽天が今期から連結決算となったため比較できず
ソースは
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