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県水産試験場(いわき市)は、福島第一原発事故による魚介類の汚染を軽減する方法を探るため、
水産総合研究センター(横浜市)と共同で、アワビを使った実験を始めた。
いわき市沖で採取したアワビと海水を二つの水槽に入れ、一つに同市沖で採れた海藻アラメを、
もう一つに北海道産のコンブを与え、餌の違いでアワビに蓄積していた放射性物質の濃度に
差が出るのかどうかを調べる。
試験場によると、8月末にいわき市沖のアワビから1キロ・グラム当たり約100ベクレル、
アラメからも同100~200ベクレルの放射性物質が検出された。
毎週1回、アワビの検体と海水を同研究センターに送り、放射性物質の濃度を測る。
また、試験場は9月中旬から、いわき市沖の海水を入れた水槽で原発事故の影響のない
神奈川県沖のマダイを飼い、放射性物質の蓄積具合を見る予備試験を行っている。
この結果を踏まえて本県漁業の主力のヒラメを使った本試験を行う。
試験場の五十嵐敏場長は
「本県沖漁業の再生のためには、汚染と低減のメカニズムを把握することが大事。
メカニズムがわかれば、安全な魚介類を提供することができ、風評被害の払拭にもなる」
と話している。
同試験場は大学などの研究機関と連携し、魚介類に加え、プランクトンなど魚の餌になる生物の
検査も行い、海の生物全体への影響を分析する。
ソースは
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
放射性物質の蓄積状況を見るためマダイを入れた水槽
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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