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生活用品大手のアイリスオーヤマ(仙台市)は24日、鳥栖市役所で記者会見を開き、
鳥栖市立石町の西部工業団地に節電効率の高い発光ダイオード(LED)照明を製造する生産拠点を設け、
2012年春から操業を始めると発表した。
隣接地には生活用品などを製造している同社の鳥栖工場が既に稼働しており、
鳥栖が同社の製造拠点になる可能性がある。同市は「地元の雇用拡大につながる」と歓迎している。
同社は、2009年に閉鎖したパナソニック子会社の旧工場跡地(約7万9千平方メートル)と、
跡地に建つ鉄骨3階建て(延べ床面積約3万1600平方メートル)を取得。
電子機器を開発していた工場を一部改修し、直管型・ランプ型のLED照明を主に製造する。初年度は10億円、
2014年までに年間30億円の生産を目指す。地元住民を優先して約100人の従業員を新規雇用するという。
鳥栖市役所で会見した古賀敬一郎・鳥栖工場総務部長は
「交通の要所である鳥栖は中国の大連工場からのLED照明の部品調達に地理的利点がある。
また洪水や地震などを想定した場合、リスク分散にもなる」と進出の理由を説明した。
=2011/10/25付 西日本新聞朝刊=
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