11/10/24 08:58:53.10
富士重工業は、今月から乗用車の大幅増産に乗り出した。
東日本大震災の影響で今年度上期は約3割の減産を余儀なくされたが、
下期は前年同期比35%の増産によって、年度ベースでは前年を上回る生産を見込む。
特に、現在は昼間のみの稼働となっている軽自動車の製造ラインを、
11月からは2交代制にするほか、残業を増やすことなどで実現したい考えだ。
同社は10月に入って、ほぼ部品調達体制が震災前の水準に戻ったことから、
大幅な増産に乗り出した。
今月の生産台数は震災以降、初めて前年比で増加に転じる見込み。
下期の生産は28万8000台を計画しており、伸び率の35%増は過去最高水準に
達する。
特に、来年2月めどの軽自動車生産撤退を前に商用軽自動車「サンバー」の
駆け込み需要が急増しているため、群馬製作所本工場(群馬県太田市)では稼働を
2交代制にし、上期の月平均3000台から、下期は同6500台まで引き上げる。
登録車などを製造する矢島工場(同)も今月以降、休日出勤、残業を
拡大する計画で、フル生産する。
生産停止後の軽自動車ラインについては、
トヨタ自動車と共同で企画したスポーツカー生産のため登録車ラインに切り替える
計画だ。
富士重は、震災による部品サプライチェーン(供給網)の回復が長期化し、
ほかの自動車メーカーよりも増産が遅れていた。
大手8社の国内生産は、8月は各社が震災以降初めて前年比プラスに転じたが、
同社は2桁減にとどまり、9月も依然減少が続いているとみられる。
ソースは
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
富士重工業 URLリンク(www.fhi.co.jp)
株価 URLリンク(www.nikkei.com)
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