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関東民放テレビでのCM放送回数の上位企業をグラフ化してみる(2011年9月分)
ゼータ・ブリッジは2011年10月17日、2011年9月度における関東民放5放送局
(いわゆるキー局)のテレビCMオンラインランキングを発表した。
それによるとCMの放送回数がもっとも多かった企業・団体は、先月から続き花王だった。
また、商品別オンエアランキングなどを見ると、先月同様に携帯コンテンツ関連会社の躍進が目立つ一方、
新車や新サービスの活発な宣伝活動の様相が見えてくる結果となっている(【発表リリース】)。
今調査結果はゼータ・ブリッジの独自【リアルタイムCM自動認識システム】を用いて集計されたもので、
対象となるのは15・30・60秒のCMのみ。また番組宣伝やインフォマーシャル(テレビショッピングの類)は除いている。
発表資料には多種多彩なデータが掲載されているが、
そのうち企業別オンエアランキング(放送回数順位)の中から上位10位を抽出したのが次のグラフ。
URLリンク(www.garbagenews.com)
ビデオリサーチコムハウスのデータを元にした記事【大企業のテレビCM出稿量推移をグラフ化してみる…… <1> 花王】
などで解説しているが、花王は年明けに数を減らし、春以降は急激に戻したのち、
夏期はやや落ち込みを見せる傾向がある。
一方で今年は今月も先月に続き、他社に大きく差を開けて大きな値を示している。
今件が関東のデータのみを計測していることも一因かもしれない。
しかし、過去におけるビデオリサーチコムハウスの関西分データだけを参照しても、
やはり8~9月は毎年減少傾向にあるのが確認できる(つまり過去の事例は関東のみの傾向では無かったということ)。
今年の花王は、新商品などの展開の上で一大攻勢をかけている可能性がある
(あるいは逆に、他社が一歩も二歩も引いており、相対的に花王が抜きんでているだけかもしれない)。
仮に10月以降も上位陣の陣営に変わりがなく、花王が上位の座を維持し続けていれば、
花王のCM展開の姿勢に変化が生じていると見てよいだろう。
(続く)
ソース
URLリンク(www.garbagenews.net)