11/10/17 20:29:53.95
最近、ちょこちょこと議論されることがあるベーシックインカム。
ベーシックインカムとは、老齢年金・生活保護・児童手当などを設けず、国民全員に対し
最低限必要な生活費(たとえば一人あたり毎月7万円)を一律に支給しようとする制度である。
この財源としては、個人の所得税を50%程度にする案や消費税を数十%にする案、相続税を
ガッポリ取る案などがある。
果たして、このベーシックインカムが導入されれば、我が国はどのような姿になるのか、
私もまだまだ少ない知識ではあるが、大胆不適に予測してみたいと思う。
1.チャレンジャーが増える
どのような職業につこうとも、どのような暮らし方をしようとも、最低限の生活費は支給
されるので、いろいろな意味でチャレンジャーが増えるはずである。
ビジネスの世界においては、間違いなく起業家が増えるだろう。
また、学術系の人ならば、組織に属さず、自分の好きな分野の勉強を続けたり、作品の製作
に没頭する人も増えるはずである。
これらの中から、世界的な企業が生まれるかもしれないし、世界を揺るがす大発見・大発明
が行われたり、優れた芸術が誕生するかもしれない。
2.怠け者も増える
なにもしなくても最低限の生活費はもらえるので、1食300円程度、家2万~3万円程度
の暮らしで良ければ、働かないでも食べてゆける。
そこで、一日中ダラダラと過ごす怠け者も増えることが予想される。
おそらく、パラサイトシングルが増殖することだろう。
3.子作り・子育てが仕事になる
たとえば一人1ヶ月7万円支給とすると、
1人家庭で7万円/月
2人家庭で14万円/月
3人家庭で21万円/月
4人家庭で28万円/月
5人家庭で35万円/月
6人家庭で42万円/月
7人家族で49万円/月
となる。
これをみれば、1人家庭や2人家庭の支給では生活が苦しそうだが、5人、6人、7人と
増えて行けば支給額が増え、ぜいたくしなければ、特に働かなくても生活できそうな感じである。
つまり、「家族を増やす=結婚して子供を作る」ことで、働く必要がなくなってくるのである。
言ってみれば、子供を作って育てる事が仕事になる可能性がある。
ベーシックインカムの導入で、日本の少子化問題も一気に解決するかもしれない。
4.過疎が解消される
出来るだけ働きたくない人々は、家賃の安い田舎へ移住することが考えられる。
現在、空き家が多い過疎の村々がその対象となるだろう。
過疎の村々も積極的に誘致を進めるかもしれない。
これで、過疎問題も解消?
ソース
URLリンク(blogs.bizmakoto.jp)
(つづく)