【検証】「4K2K」でテレビは新時代に、でも誰が見るのか? --最先端技術がメーカーの"独りよがり"に終わる懸念 [10/17] at BIZPLUS
【検証】「4K2K」でテレビは新時代に、でも誰が見るのか? --最先端技術がメーカーの"独りよがり"に終わる懸念 [10/17] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
11/10/17 12:45:09.80
国内最大の電機・IT系の総合見本市である「CEATEC JAPAN 2011」が10月初旬に開催された。
多くのメディアが最先端技術をリポートする中で、新たな目玉として一際大きく扱ったのが
映像技術の「4K2K」だ。

韓国のサムスンやLG、台湾、中国の新興メーカーの台頭で地盤沈下が続く中、日本の電機
メーカーが起死回生で発表した4K2K。果たして日本メーカーの救世主となり得るのか。

■「解像度競争」を繰り広げる日本メーカー

「4K2K」に関しては、各種専門媒体を中心に様々な情報が伝えられている。本稿では、
あくまでも一般の消費者目線に立ってこのテーマを読み解いていく。あらかじめご了承されたい。

多くの新聞やテレビの一般ニュースで伝えられた今見本市の目玉「4K2K」とは、水平画素数
4000、垂直画素数2000程度の解像度を有するビデオフォーマットを指す。

現状、コンテンツが増えつつあるフルハイビジョン(フルHD)は、「水平1920:垂直1080」
なので、単純に言って、4K2Kは縦横がほぼ2倍の画面解像度を実現させたということになる。

4K2K商品を発表した各社の説明では「裸眼でも立体的に見える」、すなわち専用眼鏡が不要
であり、かつ精緻な立体画像が楽しめるというのが最大のウリだ。ポストフルハイビジョン
という位置づけである。

今回のCEATECでは、東芝が2011年末に発売予定の新型液晶テレビを紹介した。主要メディア
での露出度も同社の55型液晶テレビが一番高かった。新機種はフルHDの4倍の解像度を持つ
パネルを使い、90万円前後での発売となる見込みだという。

この他には、ソニーが世界で初めて4K2K対応の家庭用プロジェクターを発表。シャープも
フルHDの16倍の解像度を誇るスーパーハイビジョンテレビを出品し、さながら各社の
「解像度競争」の様相となった。

筆者には、ここで各社の技術の詳細、優劣を論評する能力はない。ただ、一般消費者の立場
として、「これほどの解像度が果たして必要か」との疑問を抱いたのは事実だ。

また、これらが実際に各社の収益に貢献し、厳しい国際競争を勝ち抜いていけるのかという
点にも注目した。

かねて日本企業の新技術、新製品は「オーバースペック」と評価される機会が多い。4K2Kに
ついても、民生用電機や電子部品担当のアナリストに率直な意見を聞いてみた。

案の定、返ってきた答えの多くは「オーバースペック」だった。 

■対応コンテンツがない新技術

「新技術の普及には映像ソースが不可欠だが、世界的には放送局側のハイビジョン化がようやく
ある程度のところまで来た段階」(外資系運用会社アナリスト)・・・。

新技術や各社の開発陣の奮闘をくさす意図は一切ない。しかし現状では、4K2Kを生かす
コンテンツがほぼ皆無という状態なのだ。

「NHKが試験的に対応機材を使用している模様だが、カメラや編集機器の価格が高額すぎるため、
実際の番組制作で使用されるのは当面先のことになる」(同)という。

映画やスポーツなど高画質のコンテンツにしても、いまだに3Dでの提供素材が揃っていない
段階である。制作についても、先の放送局の例を引くまでもなく、推して知るべし、なのだ。

※続く

URLリンク(jbpress.ismedia.jp)


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