【検証】外資ファンドによる『すかいらーく』買収は業界再編の呼び水となるか?--週刊ダイヤモンド [10/15] at BIZPLUS
【検証】外資ファンドによる『すかいらーく』買収は業界再編の呼び水となるか?--週刊ダイヤモンド [10/15] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
11/10/15 12:17:03.27
かつての外食産業の雄、すかいらーくのオーナーが再び変わる。

米大手ファンドのベインキャピタルが、投資会社の野村プリンシパル・ファイナンス
などから、すかいらーくを約2600億円で買収する模様だ。

すかいらーくは1970年に創業の老舗のファミリーレストラン。かつては外食業界で
トップの売上を誇っていた。しかし、大量出店した店舗の老朽化や業態の陳腐化
などで客離れが進み、2006年度に最終赤字に転落。

06年に、野村プリンシパル・ファイナンスなどが2500億円で買収。その後、500億円の
追加増資を行い、財務基盤を改善し、不採算店を閉鎖するなど経営を再建してきた。

実は、3月11日の東日本大震災前にはすでに、3000億円程度でベインが買収すると
見られていた。ところが、そこに震災が発生。さらに、9月にはすかいらーくが運営する
「ガスト」で、赤痢による食中毒騒動が起きてしまう。

9月末に自粛していた120店舗の営業を再開。10月に入り、ようやく話がまとまったようだ。

現在、外食産業で上場している企業の時価総額を純利益で割ると、平均18倍程度。
今回の買収金額が2600億円ならば、144億円程度の純利益を出せる企業に再建していく
必要がある。

すかいらーくの2010年12月期の売上高は3431億円。仮に現在の売上高で純利益144億円
を達成すると、売上高比で4%。ファミレス業界の高収益企業サイゼリヤの場合8%で、
その半分程度の収益性は実現しなければいけない。

すかいらーくでは、不採算店の閉鎖も進んでいるうえに、「ファミリーレストラン業界
の客数は底を打ちはじめていて、反転の兆しがある」(ファミレス関係者)という。

そこに、効果的な広告投入やブランド戦略の展開を行えば、上記の収益性を実現する
可能性はあるだろう。

日本では、ハンバーガーチェーンにくらべ、ファミリーレストラン企業は、テレビ広告等
をあまり打たず、ブランド確立が上手くないといわれている。一方、新たにオーナーと
なるベインは、海外の外食企業も買収し再建を手がけてきた。海外外食企業の再建で得た
マーケティングのノウハウを投入すれば、すかいらーくが再び成長路線に戻ることは
「不可能ではない」(業界関係者)のだ。

経営危機に陥ったとはいえ、すかいらーくは日本の老舗外食企業であり、「人材と設備は
未だ高いレベルがある」という他社評もある。

■ファンドの投資回収期に入った案件が複数

今回のすかいらーくの買収は、再編活発化の呼び水になるかもしれない。

一般的にファンドは、長くても5年以内に買収企業を手放すことが多い。ベインが
もくろみ通りにすかいらーくの経営再建を果たせば、他の外食企業や流通企業は興味を
示すはずだ。

以前から、外食産業にはM&Aの活発化が求められていた。

なにしろ、市場規模は97年の30兆円から2010年には23兆6000億円にまで減っているにも
関わらず、67万を超える事業所があるのだ。現在、全店売上高が業界最大のマクドナルド
でさえ、シェアは2%ほどでしかない。(※続く)

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