【経済政策】“日本売り”誘ってまで増税に走る“愚行”--日本政府、米ウォール街で財政危機強調キャンペーン [10/14]at BIZPLUS
【経済政策】“日本売り”誘ってまで増税に走る“愚行”--日本政府、米ウォール街で財政危機強調キャンペーン [10/14] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
11/10/14 17:29:44.32
日本政府はニューヨーク・ウォール街で日本の財政危機を強調するキャンペーンを
展開している(産経新聞ニューヨーク駐在の松浦肇編集委員の10月9日付け
「日曜日に書く」から)。英エコノミスト誌の東京駐在記者は財務官僚OBの大物から、
「日本は崖っぷちに立たされており、日本国債が突然投げ売りになる恐れがある」と
聞かされている。ウォール街などの金融マフィアは、国債の格下げなどで相場の変動を
演出しては荒稼ぎする。政府関係者自らそんな強欲に餌をやる国が世界にあるだろうか。

財務官僚の狙いは、国際的な対日圧力を引き出して、日本国内で高まる反増税世論を
押さえ込むことだ。極めつけは、国際通貨基金(IMF)を使った早期増税キャンペーン
である。IMFは日本国内では、いかにも国際的にトップクラスのエコノミスト集団の
ように思われがちで、日本の大企業経営トップの中でも「日本政府をIMFの管理下に
置くべき」と口にする御仁もいる。1997年のアジア通貨危機の際、マレーシアの
マハティール首相(当時)はIMFが要求する緊縮策を全面拒否し、IMF勧告を
のまされた韓国、インドネシアなどを尻目に、いち早く立ち直った。IMFのご託宣を
金科玉条のごとく敬う国は今や日本だけである。

IMFは財務官僚が書いた筋書き通り、日本への増税勧告を繰り返す。この6月には
消費税率を15%に引き上げる案をまとめ、7月には代表団が来日して勧告した。
IMFは9月には、東京とワシントンでセミナーを開き「デフレ下でも2012年から
消費税を増税すべし」と提案した。セミナーのターゲットは官僚の言いなりになる
日本の記者たちで、日本経済新聞はとりわけIMF勧告を丁重に報じた。

財務省としては復興増税で日本国民を増税慣れさせ、間髪を置かずに消費税増税に
持っていく。大震災で国民が疲弊しているなかでデフレを深刻化させる増税は、
国際的な非常識のはずである。IMF加盟国中、最大の資金スポンサーである
日本の財務省の意向にIMFは逆らえないと、見る向きもある。だが、だまされては
いけない。

実際は逆で、IMFは率先して財務官僚の背中を押している。というのは、日本は世界
最大の対外債権国である。先進国の中では、日本とドイツが米欧の金融機関に国民の
貯蓄を提供し、2008年9月のリーマン・ショック以来の米欧の金融不安を緩和してきた。
だが、ことしはギリシャ財政破綻問題がイタリアなど南欧に波及し、ドイツには資金面
でのゆとりがなくなった。日本がここで、対外債権を取り崩して国内投資に振り向ける
ようにすれば、米欧主導の国際金融市場が揺らぐ。日本人が引き続き消費を抑え、貯蓄を
維持し、復興に必要な財源は増税でまかなう。そうさせるのが、米欧の金融マフィアの
狙いであり、マフィアを代表するIMFの役割である。

国際金融社会でちやほやされる財務官僚は増税の傍らで、国内金融機関から吸い上げる
貯蓄を外貨に替えてプールした外国為替特別会計から、貴重な日本国民の富を喜々として
ユーロ債や米国債購入に振り向けるだろう。(産経新聞特別記者・田村秀男)

◎参考/ジェイコブ・シフ求む!国家IRしない政治家 ニューヨーク駐在編集委員・松浦肇
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

URLリンク(www.zakzak.co.jp)


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