11/10/13 15:26:05.56
野田内閣が近く閣議決定する最新の「エネルギー白書」(2010年度版)の
全容が明らかになった。
前年度版まで盛り込んできた「原発推進」の言葉を削除し、原発関連の記述を
大幅に減らしている。
東京電力福島第一原発事故を受けてエネルギー政策を白紙から見直す
政権の方針を踏まえた内容だ。
白書はエネルギー政策の取り組みと方向性をまとめたもので、
経済産業省が作成し、閣議決定を経て毎年5、6月ごろに公表している。
10年度版は東日本大震災と原発事故の発生で発行を延期し、
原発の記述を中心に内容を見直していた。
過去の白書は原発について「基幹電源と位置付け、推進」としてきたが、
10年度版はこれを削除し、代わりに冒頭で
「原子力の安全確保に関する課題が浮き彫りになった」と指摘した。
白書は02年に成立したエネルギー政策基本法で毎年の発行が義務付けられて
いるが、「原発推進」の言葉が入らないのは初めてだ。
ソースは
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