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東京電力は、福島第一原子力発電所の事故に伴う損害賠償の請求書類が、
膨大で分かりにくいという指摘を受けて、請求に必要な事項を簡単に
まとめたガイドを新たに作成しました。
個人向けの損害賠償では、請求書類を書くための説明書が160ページにも及び、
被災者から「膨大で分かりにくい」という指摘が多数寄せられていました。
このため東京電力は、請求に必要な事項を簡単にまとめたガイドを新たに
作成しました。
A4版で4ページにまとめられ、避難した場所やその際の宿泊費などの
領収書の有無、それに3月11日の時点で仕事に就いていたかどうか
などの項目を選択式で回答する形式になっています。この書類を記入した
うえで東京電力の専用の窓口で担当者に相談すれば、1時間程度で損害
賠償の請求書類を作成できるとしています。
東京電力は、これまでに個人向けの請求書類をおよそ7万通配布していますが、
返送されたのは1割程度の7600通で、実際に賠償が支払われたのは
6件にとどまっています。
このため東京電力は、今月から福島県内で賠償の業務に当たる担当者を、
これまでの3倍以上のおよそ1000人に増員するなど態勢を強化し、
迅速な賠償につなげたいとしています。
◎東京電力(9501) URLリンク(www.tepco.co.jp)
◎URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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