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10月11日(ブルームバーグ):8月の日本の経常収支黒字額は前年比で
6カ月連続して縮小した。
所得収支の黒字幅が増加したものの、輸入燃料の価格上昇で貿易収支が
赤字に転じたことなどが影響した。
財務省が11日発表した8月の国際収支状況(速報)によると、
海外とのモノやサービスの取引状況を示す経常収支黒字額は前年同月比
64.3%減の4075億円だった。
このうち貿易収支は6947億円の赤字と、3カ月ぶりの赤字となった。
サービス収支も旅行収支の赤字などから3カ月連続して赤字幅が拡大した。
一方、海外投資からの収益を示す所得収支は同18.2%増の
1兆3539億円の黒字。
証券投資の配当金受け取りが増加し、5カ月連続で黒字幅が拡大した。
ブルームバーグのエコノミスト調査によると
経常収支の予想中央値は4536億円の黒字、貿易収支は6923億円の赤字。
みずほ総合研究所の徳田秀信エコノミストは統計発表前のリポートで
「所得収支は前年を上回るものの、貿易・サービス収支が大幅な赤字と
なるため、経常黒字の前年比マイナス幅が拡大する」との見通しを示した。
貿易収支の内訳は、
輸出額が船舶や自動車などを中心に前年同月比4.0%増の5兆1063億円と
6カ月ぶりの増加。
輸入額は原粗油や液化天然ガスなどが増えて、同22.4%増の5兆8011億円。
増加は20カ月連続。
ソースは
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
財務省のサイトURLリンク(www.mof.go.jp)から、平成23年8月中 国際収支状況(速報)の概要
URLリンク(www.mof.go.jp)