11/10/10 12:00:52.23
「ネットの自由」を掲げて政府機関や企業に違法なサイバー攻撃を繰り返してきた
国際ハッカー集団「アノニマス」の一派が、合法的な調査報道に乗り出した。
内部告発を受け付けるサイトを9月に立ち上げ、情報をもとに対象となる組織や
人物に直接取材する正攻法だ。
サイト名は「アノニマス・アナリティクス」。政府機関や企業の不正告発情報を、
暗号技術で保護しつつサイト上で受け付ける。内部告発サイト「ウィキリークス」
のように、入手した文書をそのまま丸ごと出したりはせず、直接取材などによる
事実確認を経て、報告書の形でサイトで公表する。スタッフは様々な国・地域の
出身で、コンピューターの専門家のほか、財務を分析する会計士や、弁護士も
擁しているという。運営資金は、証券取引などでまかなうことになりそうだとしている。
アノニマスのメンバーは朝日新聞の取材に応じ「ウィキリークスはよい概念を
もたらしたが、生データをそのまま出すだけでは一般のに人はなかなか理解できず、
読むのが面倒とさえ思う。誰もがわかる情報にすればより影響力が強く、新たな
ジャーナリズムになる」と話した。
◎URLリンク(www.asahi.com)