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マンション販売や教材販売、株取引など、会社や自宅には様々な商品・サービスの
勧誘電話がかかってくる。断っても長時間ねばったり、頻繁に電話してくる業者も
少なくない。しつこい勧誘電話をうまく断るにはどうすればいいのか?
ヒューマンディスカバリー・インターナショナル代表で、『イラッとされない
ビジネスマナー社会常識の正解』(サンクチュアリ出版)などの著書がある尾形
圭子さんに聞いてみた。
「同じ勧誘電話でも、会社にかかってくるものと、自宅にかかってくるものでは、
電話する業者側の姿勢が少し異なります。会社の場合、業者はまず上司や代表者など
決裁権のある人に取り次いでもらおうとします。自宅の場合は、電話を受けた当人が
買う・買わないを決めるので、その人自身に買わせようと説得してきます」
となると、会社と自宅で対応も変わってくる。具体的にどうすれば?
「会社での場合は上司や代表者に取り次がないことが重要。用件を聞き、『○○から
(あるいは弊社では)そのようなお話は取り次がないよう言われております』と伝え
ましょう。取り次いでもらえないとわかれば、たいていの業者は引き下がるはずです。
その後、『申し訳ありませんが、今後、二度とお電話しないでください』などと
続けると、再び電話がかかってくることも防げます」
自宅への電話は、相手に質問するのが効果的だ。
「自宅の電話番号をどうやって知ったのか尋ねたり、相手の会社名や電話番号、本社
所在地、代表者名などを質問してみましょう。業者側は自分のことを探られるのを
嫌いますから、ほとんどの場合は相手から電話を切り上げるでしょう。『今ネットで
会社名を調べてみます』などと伝えるのもいいですね」
ちなみに特定商取引法では、勧誘電話をする側は会社名やその目的を明かすことが
義務付けられている。会社名や用件を言わない業者には「それは違反では?」と
聞いてみるのも効果的だろう。また今年10月から宅地建物取引業法の一部が改正され、
マンション販売に関して、一度勧誘を断った相手をしつこく勧誘し続けるような
行為は禁止された。迷惑だと思ったら、はっきりと「迷惑です」「二度と電話
しないで」と対応すればよいということ。
なお、「怒鳴り返したりすると、業者側が言葉尻を捉えて逆ギレする可能性も
ゼロとは言い切れません」(尾形さん)とのこと。冷静かつきっぱりと対応し、
しつこい勧誘電話をスマートに撃退するべし!
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