11/10/05 16:43:23.98
希少な資源「レアアース」の価格が中国の輸出規制で高どまりするなか、
アメリカの資源会社は、中国以外では大規模な産出が見込めないとされてきた
種類のレアアースがアメリカでこれまでよりも多く検出されたとして、
今後、本格的な生産が可能か調査すると発表しました。
アメリカの資源会社「モリコープ」が4日に発表したところによりますと、
カリフォルニア州で運営しているマウンテンパス鉱山の近くにある新たな
鉱床を調べたところ、テルビウムやイットリウムという種類のレアアースが
一定程度含まれている可能性が高いことが分かったということです。
テルビウムとイットリウムは、光ディスクや光学ガラスなどに使われており、
これまで大規模な産出地は中国に集中しています。これらのレアアースは
アメリカ国内の鉱床でも微量ながら確認されていますが、モリコープでは、
今回見つかった鉱床にはそれよりも多く含まれている可能性があるとして、
今後鉱床の開発を進め、本格的な生産が可能か探っていく方針です。
レアアースを巡っては、日本、アメリカ、それにEU=ヨーロッパ連合が、
レアアースの需給の見通しや代替技術の開発について意見を交わす会議を4日、
ワシントンで開くなど、調達方法の多様化を模索する動きが活発になっています。
◎URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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