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2009年10月に閉鎖した弘前駅前の複合商業施設「ジョッパル」について、
地元経済界の有志は30日、シネマコンプレックス(シネコン、複合映画館)などが
入る商業施設として再建する計画を発表した。有志は同日、運営会社を設立。
13年春の開業を目指し、総事業費は20億円を見込む。
弘果弘前中央青果社長の大中忠氏と不動産会社「スコーレ」社長の大中廣氏の兄弟が、
「国や市などから一定の支援が得られる見通しがついた」として弘前市内で記者会見を開いた。
発表によると、新会社は「マイタウンひろさき」。資本金3000万円で、両氏や地元の
有力企業の経営者ら約10の個人・団体が出資した。大中忠氏が代表取締役を務める。
子どもから大人までが一日中楽しめる空間作りを目指し、シネコンのほか、食品スーパーや
遊戯施設、書店や雑貨店、音楽教室といった幅広い業種のテナントを誘致する方針だ。
新会社は、建物の取得に向け、所有する第3セクターから債権を買い取った東京の債権回収
会社と協議を続けている。
新たな事業計画について、弘前市の葛西憲之市長は「玄関口にふさわしい商業施設として
再生するよう出来る限り協力したい」とコメントを出した。新会社の大中代表取締役は
「弘前の街づくりは駅前の空きビルを再活用しないと始まらない。町ににぎわいを
取り戻したい」と語った。
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