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9月28日(ブルームバーグ):ヘイグ英外相は、ユーロ圏が「炎上する出口なき建物」だと述べた
1998年当時の自身の発言の正しさが証明されたと主張し、ユーロ圏諸国は今後何十年にもわたって
重大な結果を背負っていかざるを得ないだろうと語った。
ユーロ導入に前向きだったブレア労働党政権発足後の98年当時、ヘイグ氏は野党・保守党党首として
パリ郊外のフォンテンブローで講演し、
欧州単一通貨ユーロは、経済条件があまりに異なる国々を一つに束ねることによって、欧州の安定に
打撃を与える恐れがあると警告した。
ヘイグ外相は29日発売の英政治誌スペクテーターに掲載されるインタビューで、ギ
リシャと他のユーロ圏諸国が直面するソブリン債危機は、自らの過去の発言が正しかったことを
示していると指摘。
ユーロが「今後何世紀にもわたってある種の歴史遺産としてその名をとどめることになる」
との見方を示した。
ヘイグ氏はまた、
「ギリシャやイタリア、ポルトガルの国民は自国の非常に大きな変化、
ユーロを導入していなかった場合よりもずっと大きな変化を受け入れざるを得ない。
ドイツ人は今後一生涯にわたってそれらの国に補助金を与え続ける状況を受け入れなければ
ならないだろう」と述べ、「ユーロには出口が設計されておらず、離脱は非常に困難だ」
と付け加えた。外相の発言内容は英外務省が確認した。
ソースは
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