11/09/26 05:21:08.50
文部科学省は、使用済み核燃料を再処理して利用する高速増殖炉サイクル技術の研究開発費
(今年度予算100億円)を、2012年度予算で7~8割削減する方針を固めた。
東京電力福島第一原子力発電所事故を受けて政府が進める原子力政策の検証の間、同技術の
実用化に向けた開発を保留するものだ。
一方、高速増殖炉「もんじゅ」の維持費など(同210億円)はほぼ継続。結果、研究開発費、
もんじゅの維持費、燃料の製造技術開発費などを合わせた同技術の推進費(同400億円)は
全体で2割程度の削減となる。
政府のエネルギー・環境会議は7月、原発依存度低減に向け、原子力政策を総合的に検証する
方針を打ち出した。政府は検証結果を受け、来年夏にエネルギー戦略の基本方針をまとめる予定だ。
今回の対応は、基本方針での核燃料サイクルの扱いが決まるまで研究開発を保留することを、
予算面で明確にするものだ。
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