11/09/25 22:06:10.92 IM8gaCTy
>>193
海外に逃げている企業っていうのは主に製造業で、他の内需型企業は製造業の
収益変動の間接的な影響を受ける。輸入メインの企業や商社のエネルギー部門は増益中。
メーカーの場合、輸出品のプライスリストが円建てっていうことは珍しく、ドルや
ユーロ建てなので受け取った代金は円高に振れた分目減りしてしまう。円建てで売って
いたとしても、他の国で生産しているメーカーと競合すると、ドルやユーロで換算した
場合著しく割高になって、大きく円高に振れた分だけ受注数量が極端に減ってしまう。
だから、日本以外で通貨や労賃が安くなってる所に出ていかざるを得ない
外に出るのは言われるほど容易でなく、例えば中国は一昨年に比べて昨年は5割近く
賃金が上がって赤字に陥っている企業も多い。
あと、円高が進んで輸出が減ると、GDP成長率のブレーキになるから持続可能
な経済成長という日銀の目標も吹き飛んでしまう。
内閣府の国内総生産(寄与度、暦年)データ、エクセル
URLリンク(www.esri.cao.go.jp)
左のGDP成長率で、例えば2009年は-6.3%だったのが翌10年は+4%になってるけど
伸びしろが少ない(というか人口減で今後減る)内需よりも、輸出を維持して経済成長を
維持しないと社会保障コストで財政はパンクする
*1981-2010年の輸出と成長率の各寄与度の相関係数は0.66で、プラスの影響がある