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オープンソースのブラウザを手がける Mozilla Foundation は、2011年に開発ロードマップを変更し、
『Firefox』ブラウザを高速リリース サイクルに移行させた。Firefox は現在、6週間ごとのリリース
となっているが、高速サイクルについていけない一部の企業ユーザーからは懸念の声があがっている。
企業ユーザー コミュニティのニーズに応える取り組みとして、Mozilla は先ごろ『Mozilla Enterprise
User Working Group (EWG)』を設置した。迅速なリリースを望む開発側と、長期のサポート サイクル
を求める企業側、両者のニーズの間で妥協点を探ろうというものだ。
「高速リリース サイクルによって、企業は新版の認証と導入に以前ほど時間を取れなくなっており、
また旧版はメンテナンスがなくなることから、旧版を使用している企業はセキュリティ リスクに
さらされる恐れがある」と、Mozilla の開発者 Kev Needham 氏はメーリング リストへの投稿で
述べている。
そこで Mozilla は、『Extended Support Release』(ESR) というものを提案している。ESR のリリース
では、現行の6週間サイクルに代わり、42週間にわたってメンテナンスを提供する。
「各 ESR のメンテナンスは、ポイント リリースという形で、リスクや影響の大きいセキュリティ脆弱性
への対応に的を絞って実施し、さらに『chemspill』(実際に悪用されているセキュリティ脆弱性に対応
する予定外のリリース) も実施する。新版での機能強化や安定性に関わる修正を旧版に移植するバック
ポートは対象にならない」と、Mozilla は提案の中で述べている。
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