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ブリヂストンは２２日、米国で約１０００億円を投資し、タイヤの生産能力を増強すると発表した。
建設車両用大型タイヤの工場を約７６０億円を投じて米サウスカロライナ州に新設。
同州やテネシー州の既存工場の生産能力も約２４０億円を投じて増強する。
北米、中南米を中心に伸び続けるタイヤの需要に対応する。
これまで、建設車両用の大型タイヤは日本国内工場で生産してきたが、
米国に工場を新設することで、円高による輸出コストの増加を抑える狙いがある。
大型タイヤの新工場は、サウスカロライナ州にある乗用車用タイヤ工場の近くに建設する。
２０１４年から生産を始め、２０年上期には日産約１３０トンとする予定だ。
工場新設に対応し、大型タイヤの補強用スチールコードを生産するテネシー州の工場も約６０億円を投じて生産能力を拡大。
サウスカロライナ州にある乗用車用タイヤ工場も約１８０億円を投じて、１５年中に日産約３万８０００本にまで生産能力を増強する。
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