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京都税関支署滋賀出張所はこのほど、今年1~6月の滋賀県貿易概況をまとめた。
輸出額は前年同期比13・1%増の277億円で、上半期としては2年連続で
プラスだった。3月に東日本大震災が発生したが、一般機械や電気機器がアジア、
北米向けに堅調だった。
輸出は、2008年秋の世界金融危機で、09年上期に同40%超の落ち込みを
記録した。その後は緩やかな回復が続いているが、輸出額は依然として08年
上期の8割水準にとどまっている。
今年上半期に輸出が増えた品目は、自動車生産ライン用設備などの一般機械が
同26・5%増の109億円、携帯電話向け電子部品などの電気機器が
同12・6%増の103億円だった。最大のアジア向けが同9・2%増の
158億円、北米が同32・8%増の83億円。
一方、輸入は同1・7%減の60億円。食料品が増えたが、一般機械が
同6・6%減の24億円となった。
同出張所は「製造業が多い滋賀県の輸出は回復傾向にあるが、今後は円高の
影響を受ける可能性がある」とみている。
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