11/09/15 15:50:51.46
日本の漫画を原作にして韓国で制作されたミュージカルは著作権を侵害しているとして、
漫画を出版した講談社が、日本公演を予定している松竹に対して公演の差し止めを求める
仮処分を裁判所に申し立てました。
このミュージカルは、講談社から出版された鈴木由美子さんの漫画、『カンナさん大成功です!』を
原作に、韓国で制作された『美女はつらいの』です。松竹が主催して来月8日から大阪の『大阪
松竹座』で上演される予定になっています。
講談社はこの上演は著作権者の許可を得ておらず、著作権の侵害だとして、松竹に対して
公演の差し止めを求める仮処分を、14日、東京地方裁判所に申し立てました。
講談社によりますと、韓国では原作の漫画を映画化する際には著作権者の許可を得ましたが、
人気を受けてミュージカルにする際には金銭面で折り合わなかったということで、韓国の企業が
無断でミュージカルにし、現地で上演しているということです。
講談社は「今回の上演は作家の創造性を尊重する姿勢がないもので、許されない」としています。
一方、松竹は「著作権については韓国の企業から説明がなく、講談社に対しては誠実に交渉に応じて
きたので驚いている。上演を待っているファンもおり、今のところ上演のスケジュールを変更する
予定はない」と話しています。
●参考/大阪松竹座で10/8から上演される『美女はつらいの』
URLリンク(www.shochiku.co.jp)
◎講談社 URLリンク(www.kodansha.co.jp)
◎松竹(9601)--大阪松竹座『美女はつらいの』
URLリンク(www.shochiku.co.jp)
◎URLリンク(www3.nhk.or.jp)