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日本経済の現状・先行きと物価 ─ 函館市における金融経済懇談会での須田美矢子審議委員挨拶要旨 :日本銀行 Bank of Japan
URLリンク(www.boj.or.jp)
(3)物価と金融政策
日本銀行法(注15)にも定められているとおり、金融政策を運営する上で、「物価の安定」が重要な地位を
占めていることはいうまでもありません。物価の安定が保たれていれば、家計や企業等のさまざまな経済主体
が、物価の変動に煩わされることなく、消費や投資などの経済活動にかかる意思決定を行うことができます
(注16)。
グリーンスパンFRB議長は「物価の安定」の定義を、「経済主体が意思決定を行うに当たり、将来の一般物価水
準の変動を気にかけなくてもよい状態」と表現していますが、「具体的な水準はどこか」と問われて、「イン
フレ率が正確に測れるならば、ゼロである」と答えています(注17)。
プール・セントルイス連銀総裁もそのような考え方に賛成しています(注18)。
私も物価の安定を数値で問われたら、「理念的には物価上昇率がゼロ%」と答えるでしょう。
物価が変動すると、メニューを書き換えなければならないといった資源の無駄遣い、相対価格の変動が不必要に
大きくなるため相対価格がもつシグナル効果の低下、価格変動の不確実性がもたらすリスク・プレミアム、税制
を通じる歪みの発生などによって、資源配分の効率性が損なわれることになるからです(注19)
だってさ
まあ、この人はもう退任したが