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アナログ放送の終了による周波数帯の大型の再編作業が動きだした。
総務省はビル陰や山間部でも通信が途切れにくいことから
“プラチナバンド”と呼ばれる７００メガヘルツ／９００メガヘルツ帯の
携帯電話会社への割り当てに向けた参入希望調査を８月に開始した。
９月以降に参入状況を公表。この調査結果をもとに制度整備の参考に
する。
１１月までにパブリックコメントを実施し、電波監理審議会での審議を
経て開設指針を策定する方針だ。
昨年発表した「光の道」構想では２０１１年内に選定する予定。
大型再編の焦点となっている７００メガヘルツ／９００メガヘルツ帯は
電波の通りが良い周波数帯で携帯電話各社が割り当てを希望すると
見られる。
すでに１０００億円に上限設定した初めての入札方式での割り当てが
決まっており、９００メガヘルツ帯は早ければ１２年７月２５日以降に
使用可能で、７００メガヘルツ帯は１５年からの見通しだ。
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