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見た目は、内側に銀色のアルミフィルムが張られただけの段ボール箱だが、
太陽光を集めて湯沸かしや蒸し料理、炊飯までできるという簡易調理器
「エコソーラークッカー」を、埼玉県伊奈町の段ボール製造会社「アースダンボール」が
開発した。
999円と価格も手ごろ。
災害への備えやキャンプのお供、子供の学習教材にと、用途は様々だという。
保管時は折りたたんで縦横35センチ高さ4センチの外箱に収納し、使用の際は
約50センチ立方の大きさに組み立てる。
箱の中央部に温めたい容器を置いて太陽に向けるだけという簡単設計だ。
夏場なら飯ごうを使って、米1合が約1時間で炊きあがるといい、
同社の奥田敏光社長(51)は「芯も残らず、まずまず満足な味わい」と話す。
アルミ缶やペットボトルなど、災害時でも身の回りで手に入りやすい容器を使って
調理することが可能だ。
同社は様々な調理レシピを研究中で、ホームページ(HP)で随時発表する予定だ。
太陽光を使った調理器は、これまでもアウトドア用品会社などから
パラボラアンテナ型の製品が販売されていたが、1台数万円と高価だった。
そこでキャンプ好きの奥田社長が、「段ボールを使えば安く作れるのでは」と発案し、
昨年末から開発を始めた。
東日本大震災が発生したため、「非常時にも役に立つ」と開発を加速した。
やけどや火事を防ぐため、高温になりすぎないよう太陽光反射板を調整。
防災倉庫に大量保管しておけるよう小さく折りたたんで収納できるように設計を
工夫し、5月末から販売を開始した。
現在は個人向けの通信販売に加え、自治体や教材販売会社などに売り込みを
進めており、奥田社長は「まだ大量納入には至っていないが、各所から関心を
示してもらっている」と話す。
同社は1953年創業の老舗段ボール製造会社。3代目の奥田社長が96年から
既製品やオーダーメード段ボールの通信販売を始め、個人客の開拓も進めてきた。
技術力のアピールも狙って、ペットボトルにかぶせて使う段ボール花瓶や
ペット用簡易トイレ、パズルや貯金箱といった子供向け玩具など、
ユニーク商品の開発にも力を入れてきた。
通信販売の申し込みは同社HP(URLリンク(www.bestcarton.com))から。
問い合わせは、同社(TELはソース参照)へ。
-以上です-
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