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マツダは24日、解体事業者が廃車から回収したバンパーの樹脂を、
新車用のバンパーに再利用する技術を世界で初めて実用化したと発表した。
コストがかさむため、これまでは導入が難しかった。
当面はミニバン「ビアンテ」の後部バンパーに採用。
リサイクルの規模を今後、徐々に拡大し、対応車種を増やしていく考えだ。
マツダは2005年から、系列ディーラーから回収したバンパーを再利用し、
合成樹脂のポリプロピレンで新車用や補修用のバンパーを製造してきた。
しかし、解体事業者から回収した廃車のバンパーは、製造から10年以上
経過したものが多く、リサイクルにあたって金属など不要物の除去が
欠かせない。
このため通常の材料よりも1.5倍から2倍ほどコストが高くかかり、
実用化に至っていなかった。
マツダは回収コストを引き下げるため、同社製の乗用車に使うバンパーの
構造を樹脂を取り外しやすいように改良。
通常の材料とほぼ同等のコストに抑えられるようになったという。
この技術で製造したバンパーは、8月中旬生産分のビアンテから導入。
当面は回収した材料を10%程度の比率で既存材料に混入させ、再利用する。
今後は回収に参加する解体事業者を増やし、リサイクル量を拡大させる方針で、
ビアンテ以外の乗用車にも順次搭載していく。
ソースは
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
■マツダ URLリンク(www.mazda.co.jp)
2011/08/24 マツダ、廃車バンパーから新車バンパーへのリサイクルを世界で初めて実現
URLリンク(www.mazda.co.jp)
株価 URLリンク(www.nikkei.com)