【原発問題】菅氏「脱原発」と小泉氏「郵政民営化」は別物と石破茂氏喝破[08/13]at BIZPLUS
【原発問題】菅氏「脱原発」と小泉氏「郵政民営化」は別物と石破茂氏喝破[08/13] - 暇つぶし2ch1: ◆YKPE/zzQbM @ゆきぺφ ★
11/08/13 22:05:22.19
 原発のあり方を問う時に、重要なファクターとなってくるのが、やはり政治である。
菅直人首相が「脱原発」一本槍で進むのに対して、かつて原子力政策を
推進してきたが故に腰が引けている感の自民党。

しかし、その中で「過去の原発政策を見直す」と真っ向勝負を挑んでいるのが
石破茂政調会長だ。政界屈指の論客と言われる石破氏は「菅さんと民主党の
役割は終わった」と断じる。

 * * *

―菅首相の「脱原発」発言はどう評価していますか。

石破:個人的見解という人もいるが、総理に個人というものは存在しない。
脱原発と言うが、その中身が見えない。彼は「原発をゼロにする」と
はっきり言ったのですか。

―公式には言っていませんが、首相の頭の中では20年くらいをめどにゼロに
したいと考えていると、側近たちは認識しているようです。

石破:そうであれば、菅さんの大好きな再生可能エネルギーへのシフトが中核と
なるはずですが、では、どのエネルギーがいいのか。どれとどれの組み合わせが
いいのか。移行するまでの期間、コスト等の、具体的な話が何もない。
夢を語るのはいいが、幻想を語るのは政治ではない。

―菅首相の脱原発で気になるのは、具体論がないまま、ワンフレーズ、
スローガン化していること。巷間言われる「脱原発解散」がそうですが、ゼロか
100かを選ぶ二元論となっていては、現実に物事は進んで行かないのでは?

石破:ワンフレーズ、スローガン政治は危険です。よく小泉純一郎さんの郵政
選挙と比べられるが、実はまったく違う。郵政民営化は小泉さんの持論であり、
解散前の支持率も40~50%台で安定していた。
一方、菅さんは10%台に低迷する支持率の下で「脱原発」を掲げている。
こちらは政策目標を達するためではなく、延命が目的ではないか。それでは、
むしろ脱原発を願望で終わらせかねない。結局、菅首相は政治を「私」にし、
脱原発をオモチャにしている。

 また、二元論というのはろくなことが起こらない。私はヒトラーが登場した時を
思い出す。「独裁」か「民主主義」かを二元論で語り、争点は唯一「雇用」だった。
戦後、なぜドイツ国民はヒトラーを選んでしまったのかと問うと、たった一言、
「職とパン」だったと答えたと言います。

 独裁者という意味では、北朝鮮にも似ている。崩壊すると言われながら崩壊
しない。北の瀬戸際外交などは、「俺の顔を見たくなければこの法案を通せ」と
言った菅さんに通じます。
あるいは、発言が二転三転し、その度に周りが翻弄される。自分さえよければ
国はどうなっても構わない、という姿勢は、「北朝鮮がなくなるくらいなら、世界が
なくなったって構わない」と言ったとされる金正日に重なる。
そして菅さんは「民主主義とは期間を区切った交代可能な独裁だ」と言い切る
ほど、独裁願望が強い。

 だから、そういう菅さんが脱原発・反核解散を打つという話が出てきた時には、
われわれ自民党は、まさかやらないよねと言わずに、受けて立つべし、恐れては
いませんよと示さなければならない。それが危機管理です。

●聞き手/歳川隆雄(ジャーナリスト)

※SAPIO2011年8月17日・24日号
URLリンク(www.news-postseven.com)


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