11/08/27 11:05:35.11 o6HmreXP
今回の津波で、十分な高さの堤防が在ったのは、普代村くらいだ。
田老町も明治三陸津波で15mの津波が来ているのに、10mの堤防で
我慢している。他の市町村でも5mの高さが普通で、10mあれば
驚異的な高さとされている。過去の津波の高さよりも低い堤防を築くのは、
原子炉の事故と同じで想定外にしたのが原因なのだろうか。
何れにせよ、高台に移転するような消極的な対策ではなく、まずは、
津波の高さを凌ぐ堤防を考えるべきだろう。そして、その高さの堤防を、
如何に安く効果的に作るかが工夫の為所になる。
田老町も、最初の堤防に加えて、より海岸近くに堤防を追加している。
二重に堤防を作るのなら、最初から海岸に沿って最短長で、20mの
高さの堤防が作れた。20mあれば余裕で今回の津波に耐えられたはず。
20mの高さの堤防は、津波が来たらそれに耐えられれば十分だ。それで、
堤防の上部は必ずしも数mの厚さのコンクリートを必要とする訳ではない、
安くなるかは保障できないがプラスチックの板でも作れる。