11/09/04 09:35:39.93 J0zAGWXz
高層のビルを作るのなら、ビルを海岸に沿って並べれば立派な堤防にできる。
津波を100%防げ、命だけでなく、船や倉庫や工場を津波からまもれる。
例えば、陸前高田西部の長部港なら、岸壁に沿って港の南側の800mに、
5階ないし6階のビルを並べると、ビルには被災した地域を全て収容できる。
ビルに入居すると、元の土地を空地にして再利用できる。
長部港の北側まで堤防を作ると、総延長は1500mになり、予算も2倍になる、
ビルを並べるだけの需要はなさそうだ。当面は、北部だけ盛土の堤防にしておき、
将来は盛土をビルで置換える手もある。
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何れにせよ、何組かで競争して、復興計画の素案を一週間程度で作り。
次の一週間で、素案の幾つかを元に詳細を検討し。更に一週間で、予算を見積もり。
一ヶ月もあれば、住民に提案できるだけの復興案が、幾つか作れるはずだ。
行政の復興案を待つより、自前で案を作る方が早く復興できるはず。
また、行政に対抗できる案があれば、行政側の案の評価や訂正にも役立つ。
107:名刺は切らしておりまして
11/09/04 12:18:24.67 4904bILV
松島や、ああ摩天楼、摩天楼。
108:名刺は切らしておりまして
11/09/04 14:15:52.38 PYusJKgu
>>106
コンクリートの高層ビルも、1階部分がぶち抜かれて津波を受け流せたからこそ助かったんだぞ
堤防代わりに津波を全部受け止めたら、今回の堤防のように破壊されてしまう
津波に対する防災はほぼ不可能で、減災を目指すしかないんだよ
109:名刺は切らしておりまして
11/09/04 16:29:08.11 J0zAGWXz
>>108 大半のビルの壁は残ってる、むしろ破壊されたビルがあれば話題になる。
女川で、基礎が壊れて倒壊したビルがあるが、ビルの倒壊が珍しいので話題になった。
普通はビルの壁も剛性の基礎になるから、壁が破壊されても建っているビルがあれば、
それこそ奇跡のビルとして評判になるはず。また、単に部屋の仕切で強度のない壁なら、
津波で流されて当然とうい話なる。
堤防は、破壊されたというよりも、引っ繰り返った状態。堤防の多くは基礎の上に、
ブロックを乗せてあり、想定以上の津波が来ると、ブロックが転がされてしまう。
津波に耐えるビルは、普通のビルよりは壁などを厚くする必要があるが、
何メートルもの厚い壁が必要になるわけではない。
津波の破壊力は、波の先端の衝撃ではなく、速い流れで物が流される事にある。
流れに乗って木材などが建物に衝突して、それで被害が拡大する。
110:名刺は切らしておりまして
11/09/04 16:55:33.27 J0zAGWXz
それにしても、堤防に対する不信感は極まっているようだ。それで、昔から、
10mを越す津波が来るのに、5m位の堤防で我慢するのが伝統になっている。
江戸時代でも、石を組み合わせ木材で補強すれば、西欧の城のような
外観の堤防を作れたはずだが、だれも挑戦しなかった。
むしろ、当面の生活に支障が無ければ、建物は雨露を凌げれば十分で、
津波が来れば捨てて逃げるというのが、わが国の伝統なのだろう。
これでは、多くの人が津波に呑まれ、一生の財産を失うのも当然だろう。