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2011年7月22日、中国工業情報化部は中国の今年上半期の紡績業界に関するレポートを発表、
ベトナムやバングラデシュなどにオーダーする傾向が一層強まっていることが分かった。
23日付で羊城晩報が伝えた。
中国の紡績業における生産、輸出及び利益は安定した伸びを見せているものの、その速度が
緩やかになっている。
統計によると、今年1~5月に米国が中国から輸入した衣類、綿製品、ウールの量はそれぞれ
0.8%、13.4%、5.7%下降しており、ベトナム、バングラデシュ、インドネシアからの
輸入量が増加した。
中国の紡績製品が国際市場での競争力を落とし、一部他国にシフトしており、多くの企業が
今年のオーダー率を昨年同期より20%前後落としている。
労働コスト、人民元レート、原材料価格、資金貸付金利などの上昇により経営コストが
増加したことが影響している。
華南師範大学経済研究所の劉志銘(リウ・ジーミン)教授は、労働者の収入低下を通じて
末端の産業競争を行うのは不可能とし、日本や韓国も同様の発展過程を経ていると解説する。
中国の「世界の工場」としての地位が弱まるかどうかの鍵は、労働コストをさらに下げるのでは
なく、さらにハイレベルな市場を獲得できるかどうかにあると指摘した。
ソースは
URLリンク(www.recordchina.co.jp)
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