11/08/03 21:45:36.91 RPxZFMue
>>352
医療福祉費(以下医療費)にお金出し過ぎでは断じてない。
国際比較で安値なんだから。
この数字の前には、病院サロンの指摘なんぞ無意味。
高効率を前提にした目に付く大きな意味を持たない無駄でしかない。
そして、医療費は基本的には働いて稼いだ金を回して出すしかない。
それが自分が年取ってから保険で出すか(時差が出るがそこまで何がしかの形で貯める)、
勤労世代で均等に負うかの違いだけだ。税金での補填含めてな。
つまり、全体で見れば、経済的には医療費が抑えられている分、医療費負担は軽いんだよ。
具体的には年間15兆円くらい。1980年代から始まった医療費抑制政策全体のここ30年で馴らせば
8兆円/年程度か。これは金を浮かせてると言っていい。これは回そうと思えば回せる金。ていうか回すべき金。
ちなみに、15兆円ってのは、日本全体の利益率を0.8~1.0ポイント押し上げる程度の効果だ(ここ数年の
日本の総売り上げは1500-1800兆円程度)。
十分な公的保険があるのに、同額程度の民間保険料を払うことで、家庭では直接その恩恵を受けられない。
じゃあ、この金が経済効果となるにははどうあるべきか。
民間保険会社が機関投資家として運用して、運用益を出すしかない。
民間医療保険会社は機関投資家としての機能を十全に果たせず、その金を有効に使えてなかったんだよ。
日本の機関投資家は総じて弱いけどね。だから、貯金にしろという指摘もおかしい。銀行も機関投資家だからだ。
だったらもう、一度実体経済に回すしかない。
正しくは「日本の医療は非常に安上がりなので、金銭的不安を感じずに、今まで民間保険料としていた分を家計に回して、
それで美味しいものでも食べてください」だ。