11/07/21 21:05:39.03
農林水産省は21日、暫定規制値を超える放射性セシウムに汚染された牛肉をすべて買い上げる方向で検討に入った。
これから検査する牛肉だけでなく、すでに流通している肉についても規制値を超えた場合は買い取り対象とする方針。
汚染された可能性のある牛肉がすでに市場に出ていることを踏まえ、消費者の不安を払拭したい考えだ。
同日記者会見した筒井信隆農水副大臣が明らかにした。今週中にも具体策を詰める方向で調整しており、
買い取りの財源には今年度予算の予備費を想定している。
農水省が牛肉の買い上げを検討するのは、高濃度の放射性セシウムが含まれた稲わらを与えられた
福島県産の牛から規制値を超えるセシウムが検出されたため。政府は19日に福島県産の肉用牛を出荷停止にしたが、
汚染された疑いのある肉用牛はすでに1300頭以上が出荷されている。
肉の取引価格が大幅に下落するなど信用不安が広がっているため、買い取り制度の導入で不正流通などを防ぎ、
「一切市場に出回らないようにして、消費者に安心感を持ってもらう」(筒井副大臣)狙いがある。
ただ買い取りの前提となる牛の検査体制には課題も残る。福島県では地域によって全頭、または農家ごとに1頭以上検査
(全戸検査)することが決まっているが、汚染稲わらを与えられた牛は福島県以外にも存在する。
検査機器と技師の数的な限界もあるため、多数の牛をどこまで精緻に検査できるかが課題となる。
農水省は「福島県以外の全頭、全戸検査がどの範囲まで可能なのか検討していきたい」(筒井副大臣)としている。
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