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中国鉄道省の王勇平報道官は7日、中国国営通信、新華社のインタビューで、中国の高速鉄道について
「多くの技術は日本の新幹線よりはるかに優れている」と述べ、日本の技術を上回ったとの認識を
表明した。
報道官は「日本の高速鉄道計画にも技術を提供したい」と述べ、整備新幹線計画への参入に意欲を示した。
技術力誇示は、中国が日本から導入した技術をベースに開発した「中国版新幹線」の技術特許を
取得する国際手続きを始めたことについて、日本で反発の声が出ていることへの反論とみられる。
日中間で論戦が過熱すれば、両国関係に影響する可能性もある。
中国が特許獲得を目指しているのは、北京―上海高速鉄道に投入している車両CRH380Aの技術。
川崎重工業から導入した東北新幹線「はやて」などの技術を基に開発された。
報道官は、日本から導入した最高時速200~250キロの技術を
「(独自に)時速380キロまで引き上げた」として「知的財産権は疑いなくわが国の手中にある」と
主張。
「海外で特許を取れば、他国の国際競争力は低下するだろう」と述べ、特許獲得で鉄道事業の
国際商戦を有利に進める考えを強調した。
日本の一部メディアが中国版新幹線を「日本の新幹線のコピー」と非難していることには
「でたらめだ」と不快感を表明。
中国の特許申請に対し川崎重工業が法的措置を取る可能性があることには「好きにすればいい」と述べた。
(北京=共同)
ソースは
URLリンク(www.nikkei.com)