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6月27日、新生フィナンシャルが発表した「サラリーマンお小遣い調査 2011年版」によると、毎月の小遣いの平均額は3万6500円。
昨年の4万600円から4100円減となり、4年連続の減少となった。
4万円を切ったのは2004年以来7年ぶりで、バブル崩壊後の最低額を更新した。
こうした背景には、経済的な不安定のなかで強まる貯蓄性向があるとされる。
しかし、収入がちっとも上がる気配がないなか、小遣いを切り詰めてどれだけ貯蓄ができるというのか。
その実態をつかむべく、取材班は20代男子1000人を対象として貯金にまつわるアンケートを実施した。
すると、約1割にあたる11.6%が「貯金ナシ」と回答。
さらに「10万円未満」という回答も19.5%。
20代男子のほぼ3人にひとりが、貯金10万円未満という悲惨な結果となった。
ところが、反対に貯金額を「100万円以上」と回答した人も約3割にのぼった。
さらに「500万円以上」のお金持ちが12.7%も。
総務省が発表した全国消費実態調査(平成21年)によると、
30歳未満の単身者一世帯当たりの貯金額は「約151万円」とされていることから、
20代の貯金に関しては、たくさん貯金できているか、まったくできていないかという「二極分化」が起こっていると推測される。
一方、「貯金の使い道は?」という質問には、約半数となる51.8%が「いざというとき」と回答。
つまり、目的がないために貯金もしていない、という若者が多いのかもしれない。
ソース:週プレNEWS
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