11/07/04 15:22:51.03
ソースはギガジン
URLリンク(gigazine.net)
ビデオリサーチが測定しているテレビ視聴率の調査対象はこれまでテレビのみでしたが、
本日7月4日(月)からパソコンが調査対象に加えられました。
テレビ視聴率調査における「パソコンテレビ追加」と「アナログ停波対応」についてPDF(PDFファイル:140KB)
URLリンク(www.videor.co.jp)
調査対象となるのは下記の条件を満たしたパソコン。
一般的なテレビと同じような据え置きのデスクトップパソコンが対象で、地デジ放送が見られることが
条件となっています。
<視聴率調査の対象となるパソコンテレビ>
1:12セグメントの地上デジタル放送が視聴可能
※1セグのみの視聴は対象外とします
※ケーブルテレビ会社のデジアナ変換による視聴も対象とします
2:自宅内で利用
3:据え置きで利用
昨年2010年8月の段階で、ビデオリサーチはワンセグ視聴率調査の実験を行い、
インターネット上の動画サイトでの番組視聴や、HDD内蔵レコーダーによる
タイムシフト視聴にも対応できるように、研究を進めているとしていました。
GIGAZINE編集部が今回の発表についてビデオリサーチ広報に電話で
「調査対象となる視聴形態」について問い合わせてみたところ、
「今回はあくまで従来の視聴率調査の対象にパソコンを加えたもので、リアルタイム視聴の
計測のみに対応しています。
ワンセグ視聴やタイムシフト視聴については、将来的に対応する形で研究を進めている
ところです」ということで、録画での視聴やワンセグ視聴が視聴率に反映されるのは
まだ先のことになりそうです。
本日7月4日(月)からデスクトップパソコンの視聴データも集計に反映されているとの
ことですが、広報によると「視聴率調査の協力世帯に条件を満たすパソコンがある場合に、
テレビに準じる機器として調査対象に追加していく」ということだったため、
デスクトップパソコンを重点的に調査対象にするというよりは、あくまでテレビに準じる機器
として扱い始めたと言えます。
リアルタイム視聴という縛りがあるものの、パソコンで視聴する番組が視聴率に影響を
与えるということになれば、これまでとはやや傾向が異なる「高視聴率番組」が生まれてくる
可能性もありそうです。
-以上です-