11/07/02 22:03:51.20 ZnlB09Ao
>>669
★景気循環要因と異なる日本経済の構造的問題
■「景気が良くなれば売れるようになる」は嘘
景気のせいならば、2002~2007年の戦後最長の好景気と言われた時に、売上が増えていなければおかしい。
しかし、その間も、百貨店などの売上は減り続けた。
そう、景気以外の理由がある。
モノを買わない、お酒は呑まない、車もあまり買わない、これは誰の行動パターンに似ているか?そう、お年寄りの行動パターン。
「若者の〇〇離れ」ではなく、「お年寄りが増えたことによる〇〇離れ」が正しい。
モノが売れなくなった原因は、
▽現役世代(生産年齢人口)が次々と65歳以上になり、現役の時みたいに消費する必要がなくなる
▽現役世代中心に売っている車・家電・お酒は、売れる数量が少なくなる
という、《人口の波》が消費を冷やしている。
《人口の波》…現役世代の減少と、高齢者の激増が同時に起きる
■総人口のピークは2004年。生産年齢人口は1995年から減少
▽生産年齢人口の減少数…576万人(1995~2009年、-約6%) ▽フィンランドの総人口…533万人(フィンランドの人口とGDPの規模は、北海道の560万人・GDP17兆円とほぼ同じ)
←『15年でフィンランドの総人口を上回る現役世代が減少』
◆30年後、生産年齢人口は30%以上減少
▽2010年:総人口…1億2600万人 生産年齢人口…8100万人
▽2040年:総人口…1億人 生産年齢人口…5300万人
▽2050年:生産年齢人口…-40.6%